UnAuthorized33rpm試乗車が仕上がりました。
日本のトレイルのために作られたハードテールフレーム
代理店のダイアテックのライダー達が走り尽くして仕上がったハードテールエンデューロバイク
メーカーヒストリー
それぞれのブランドにはそれぞれのブランドが生まれた背景があり
その背景からそれぞれのジオメトリと乗り味が決まっているでは?
ということ。それから 17年間
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ドイツ、イギリス、スコットランド、スペイン、イタリア スイス オーストリア インドネシア そして台湾 等々
色々なところを走りまくった。
多様な地形、土壌、気候に出会い、様々なスタイルのライダー共に
さらには多くのバイクブランドにも乗った。
そして確信が持てたこと
それは 日本のトレイルには日本のジオメトリが必要。
ってことで出来たのがこのフレーム!!
33rpm Enduro スペック
モデル: UnAuthorized 33rpm
チューブ:Original クロモリチュービング
適正フォーク長:最大160mm(44mmオフセット)
サイズ:S , M(Grayのみ)
カラー:Gray / Blue
ヘッドアングル:63度 (160mmストローク時)
適正身長:S〜173cm, M〜180cm
BB:プレスフィット
ヘッド:ZS
シート:31.6mm
Rハブ:Boost
プライス:¥134,000+税
付属品:9point8オリジナルシートクランプ / ロバートアクスルシャフトmade in USA
※ボトルケージ用ボルトは付属いたしません。
FKDインプレ
乗った感想ですが、まずコーナのリアフレームのしなりが最高に良い!
しっかりとBBに加重をかけ曲がると地面に吸い付くようにしなる、BBにつながるチェーンステーのしなりによるものですね!
BBはPF30!PF30使うの?って感じでしたが、フレーム接合面積を増やしてこのシナリを出すためにPF30にしたのだと思います。
程よく剛性を落とし気持ちよく路面追従性を高めているように感じました。
そしてコーナーでの立ち上がり方いい!程よくたわんだフレームが元に戻ろうとする瞬間、ふわっと立ち上がり推進力が出る感じでした。
タイヤの空気圧はいつも(1.5BAR)よりも、少し固めが好みかも!!
フロント周りに関して、
まずはハンドリング、フロントフォーク160mmストロークで44mmオフセット
ヘッド角は63°は平地のアスファルトでのスラロームはハンドリング少し重め?って感じでしたが、今風なハンドリングです。
試乗車のステム40mm ハンドルはライズ20mmに設定しました。
始めは少し曲がりにくいように感じましたが、
トレイルで乗ってみると安定性能は抜群にいい!根っこや岩場でのハンドリングのふらつきは少なく、これは最高に良い!!
怖いからといって根っこゾーンをゆっくり走るより、ある程度の勢いのスピードで走ることができるハンドリングと
突破力のためフォークは140mmではなく160mmがいいと思います。
フロントフレームのトップチューブは楕円形にしており、寝かしこんだ横剛性はしっかりしてます。
前三角の縦方向のしなりは正直サスペンションで160mmあるとよくわかりませんが、しなりより、しっかりとしてると感じました、
最近のサスペンションとタイヤやインサートの組み合わせで好みの乗り心地にできますからね!!
本当に考えられたフレームだと思います。
エンデューロレース、下り系、トレイルライド、全てこなせてしまうハードテールバイク
ハードテールが欲しい方はかなりオススメです。