ELMONのラスベガス日誌 ~OUTDOOR DEMO編~

時が経つのは早いもので10月に入りましたね。(とは言ってもまだ暑かったりするんですが…)
ブログアップが遅くなってしまいましたが、私ELMONは先月ラスベガスで行われたインターバイクに参加させて頂きましたのでその模様をお届けしたいと思います。
今回はOUTDOOR DEMO編です。
OUTDOOR DEMOはネバダ州にあるブートレッグ・キャニオンで行われる試乗会のこと。ラスベガスから車で一時間ぐらいでしょうか。
ロケーションはこんな感じ。
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砂漠の中にトレイルがあるなんて日本では考えられないですね。蜘蛛の巣やスズメバチの心配も無しですw
今回はSURLYのバイクを試乗してきました。まず最初に乗ったのは2種類のファットバイク、Icecream truckとWednesday。

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Icecream Truck

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Wednesday

僕はトレイルでのファットバイクはPugsleyしか乗ったことがなかったのですが、この2台は性格が全然違うので非常に興味深かったですね。Icecream truckは4.8インチのエアボリュームとハイグリップが非常に魅力なのですが、ツーリング向けジオメトリであるため安定感はあるものの、トレイルでは少し取り回しがしづらいと感じました。対照的にWednesdayはトレイル向けジオメトリになっており、ファットでながらもトレイルでもクイックに取り回せる印象。ツーリングやロングライドならIcecream truck、トレイルで遊びたいならWednesdayが良いでしょう。
近年ファットバイクもどんどん進化を続けてきており、用途ごとにより細かくフレームを選択できるようになりましたね。また、ファットでトレイルを攻める人が増えた結果、各社27.5+のラインナップが増えていたのも印象的でした。
もちろんSurlyからも出ております、Karate Monkey 27.5+。
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カラテといえばシングル29erのイメージでしたが、こちらは27.5+のギアード仕様。ドロッパー用のケーブルルーティングが付いたり、12×148 BOOST対応になりました。こちらもトレイルで遊ぶことを狙ったスペックになってますね。とは言ってもSURLYらしいのはGnot-Boostスペースというハンガーを採用しており、10×135や12×42のいずれも使えるようになっているところ。
ちなみに29er SSの仕様もあります。
一台のフレームで29erから27.5+、クイックからブーストまで乗り方によってカスタムできるのはさすがSURLY!!
 
続いてこちらは29er+のKrampus。
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ちょうど前日にSNSにアップされてて、楽しみにしていた一台。試乗車にはMANITOUのサスペンションが付いていましたが、リジットでの発売のようですね。
こちらもジオメトリが変更されたらしく、よりトレイルで楽しめる仕様になっていました。サス付きで組んでいるあたり、Surlyとしても山でガンガン遊ぼうぜってことなんでしょう。こちらもGnot-Boostを採用。
個人的に一番良かったのがこちらTroll。
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新しく採用された26×2.5のExtra Terrestrialタイヤ(通称E.Tタイヤ)が非常に快適で、エアボリュームとコントロール性のバランスが取れていると思いました。E.Tタイヤはツーリング向けのタイヤパターンですが、Knardの3″とかを入れてトレイル走ったりするとすごく面白いんじゃないかと思います。
 
この日の夜はSURLYクルーとプールサイドでBBQ。
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美味しいビールと料理を頂きながらSURLYクルーと過ごす時間はとっても楽しかったです。
ラスベガスは砂漠気候なので、夜は寒いのですが、お構いなしにプールに飛び込むSURLYクルー。
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最初は恥ずかしがってた日本勢ですが、いつの間にか全員が飛び込む事態にw
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アメリカンナイトを満喫した夜でしたw
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お次はインターバイク編を紹介していこうと思います。
ELMON