今回ご紹介するのは先日組ませて頂いたSurlyのPacer。あえてカテゴライズするならば、ロードバイクに括られますが、それだけではPacerの魅力は伝えられません。
ロードバイクといってもPacerはスピードや軽量さに特化した「ロードレーサー」とはまるで異なります。
普段の通勤から週末のツーリングまでをこなす、正に相棒と呼ぶに相応しい自転車なのです。
それでは行きましょう!!
フレームカラーはディスコトマト。トマトのように艶やかなレッドにミラーボールのごとくラメがちりばめられています。こういった他ではないカラーもSurlyの魅力の一つ。そして他のSurlyと同様、特に丈夫なSurly4130クロモリパイプを使っているということ。毎日を共にする相棒に強度を犠牲にした軽さは必要ないのです。丈夫でどんな条件下でも快適に走れること、それが重要なのです。
今回のテーマはセクスィーバイク。艶やかなフレームカラーに合わせて、ピンクのヘッドパーツを。ここはもちろんクリスキングで!
こちらのヘッド周りが特にセクシーポイント高し。クロモリフォーク~キングと来まして、その上に鎮座するのがSimWorks Anna Lee Stem。スペーサー一体の継ぎ目のない美しさ。クロモリバイクの美しさを存分に引き立てくれます。ステム下部にはさりげなくハートが刻印されています。
後ろ姿が重要なのは女性も自転車も同じこと!!SimWorksのシートポストの上にBrooks C15 Cambiumをアッセンブル。実はこのCambiumには少し秘密がありまして。。。
オリジナルには無いSlateカラーなんです!!世界2,000個の限定生産。フロントのリベットにはさりげなくシリアルナンバー。ここだけの話、タスにあと一つだけ在庫あります!!
ヘッド、シートクランプと来たら、BBももちろんピンクでいきたいところ。綺麗なアルマイトカラーのBBと来たら、もちろんクリスキングでいきたいところ。
今回ホイールは手組させて頂きました。105ハブにVelocity A23/A23OCの組み合わせ。VeloCityの赤ロゴがフレームカラーにさりげなくマッチ。
バルブの横にはホイールバランスを取るウエイトを張り付けています。今回の組み合わせだとリムの継ぎ目に偏りがありました。
このシリーズはリヤにオフセットリムを採用しておりまして、左右のスポークテンションを均一に近づけるようになっています。
タイヤはContinental GatorSkin 28c。舗装路メインのツーリングにベリーマッチ。強度・グリップ・コストパフォーマンスどれをとっても申し分なしです。そしてPacerの魅力の一つが余裕あるタイヤクリアランス。フェンダー付きなら28c、フェンダー無しなら32cまで取り付け可能。32cになるとタイヤの選択肢が一気に増えるので、ここが一つ重要なラインではないでしょうか。
全体的に見た目を重視しながらも性能をしっかり考えた、パーツアッセンブルとなっていますね。カッコよくて丈夫で走れるバイク。そんな理想的な一台に仕上がりました。
次回Climb to Fallにもこのバイクで参戦予定だそうです。このバイクでどんな走りを見せてくれるのか非常に楽しみですね。
通勤・街乗りからツーリング・バイクパッキングまで組み方次第で何でもこなせてしまうPacer。
新たな相棒をお探しの方は、是非候補として考えてみてください。どのように組み上げるか、ご相談はタスサイクルまで!!
ELMON