日本のクロモリMTB 「monkey」 「UnAuthorized」を比較してみました

最近TASで人気の最高に楽しい

2台のクロモリMTBの比較してみました。

日本ブランドのMTBフレーム

monkey「98ST7」

UnAuthorized「33RPM」

日本人の体格・トレイル環境はやはり海外とは違います。

だからこそ買うのに悩んじゃうって方が多いマシン2台の特徴を私、TASCYCLE福田の感じたことを書きたいと思います。

monkey「98ST7」

ワークショップモンキーのオリジナルフレーム

HP
モンキーマジック.com
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ワークショップモンキー

MTB日和「温故知新」ページでも登場してます、今泉紀夫さんが開発したフレーム

 

こちらの試乗車は ホイールサイズ27.5インチ サスペンションストローク140mm

シートステーのベンドが走りをしなやかにしてくれます。

ドロップやジャンプなどの着地の安定感はめちゃくちゃ良いです。

ペダリング時の押し出し感もよく、ペダリング時には、しなやかに加速する感じでした。

サスペンション効果の得られるハードテールフレーム!

チェーンステーは内側に潰しを入れておらず、コーナー時しっかりとした剛性を確保してます。

固過ぎず、柔らか過ぎずって感じで、MTBにあったチェーンステーにしてあります

トレイルバイクとして考えると私的にはかなりちょうど良かったです!!

ヘッドセットは上がIS 下がECタイプ

フレームセットにTANGEのヘッドセットが付属します。

トップチューブが特徴的な monkey「98ST7」

ハンドルを引き上げてのペダリング時の剛性もあり、クロモリの柔らかさに硬さをちゃんと付け加えた感じ

乗り降り時の足つきも良いですね!

ワイヤーの取り回しも上側になっているためハードなトレイルの担ぎ上げもやりやすいですね!

 

お次は

UnAuthorized「33RPM」

日本の自転車パーツの輸入代理点のダイアテックが作ったフレーム

HP
https://www.diatechproducts.com/

ダイアテックのスタッフにはトップクラスのMTBライダーがおり、

MTBライダーが考える日本の山から感がられたエンデューロMTB

こちらの試乗車は ホイールサイズ29インチ サスペンションストローク160mm

シートステーはストレートで剛性を保つ設計

瞬発的に進むので、柔らかさは少ないですが反応はめちゃくちゃ良い

しかし、シートステーを長くすることによって衝撃吸収はしてくれてます。

右はドライブ側 左がディスクブレーキ側 それぞれ仕事の違うステー

アシンメトリーにすることによって仕事に合わせたジオメトリーにしてると思います。

右側はパダリング時のしなりのロスをとり 左側はブレーキング時のブレをパイプをしならせて取っているのだと思います。

特徴的なチェーンステー  板バネ感がすごいです!

見にくですがステーの内側は肉抜きしてあります。

シートステーがBBではなくダウンチューブについているところも特徴的です。

BBをPF30にして溶接面を広くして剛性を確保してあり、

プレートを薄くしてコーナー時のタイヤの接地間、コーナーを抜けての車体の押し出し感も

今まで感じたことにない乗り心地のフレーム!

トップチューブは楕円のパイプを使用して、トップチューブをしならせてダウンチューブで支える

 

ヘッドアングル:63度 (160mmストローク時)ハイスピードの安定感もありますね!

 

まとめ

どちらもとても良いバイク!乗り手の遊ぶシチュエーションで選べば良いだけ。

 

monkeyはトレイルにあったフレーム、クイクイ曲がるし、140mmストロークと言うこともありバイクコントロールがしやすいバイク!

日本のトレイルのタイトなコーナーにもでも対応しやすく、でもしっかりと下れるフレーム

 

UnAuthorizedは常設コースからハードテールダウンヒルまでいけちゃうエンデューロバイク! 160mmでしっかりと攻めた走りができる

スピード感も楽しみたい、下りがメインでって方にオススメ

 

今回ご紹介した2台は共に試乗車です。TASCYCLEにて試乗は可能です。

 

最後に

このインプレは、あくまでTASCYCLE福田が思ったことです、作り手の考えは入れておりませんので、

違ったことを言っていたらすみませんw

ちなみに私は身長169cm 体重は55kg と小柄です。

どうしても海外のクロモリフレームが硬すぎると言う方はご相談くださいませ。