インナーワイヤーについて

梅雨入りしましたが、天気も良い日が続き自転車が乗れるのでありがたいですが、
水不足の心配もあるので早くしっかりと雨が降ってほしいものです。
さて本日はブレーキやシフトのインナーワイヤーです。
完成車を組み立て時にインナーワイヤーを外し、注油をす流のですが、
たまにシフトワイヤーが折れ曲がったまま組み付けられているものがあります。

こんな感じで折れ曲がってしまってます。
この状態だと、アウターワイヤーの中にあるライナーに擦れてしまい、抵抗がおきます。

こんな状態のままですと、ディレーラーがちゃんと動かず、カセットギアのピッチが合わなくなり、
ディレーラーの破損に繋がることも考えられます。最悪はホイール、フレームの破損にも繋がることも。

このくらいの曲がりでしたら金属ですので指の腹を使ってまっすぐに曲げ直すこともできますが、
 
なるべく新しいインナーワイヤーに交換してあげましょう。
 
ちゃんと組み付けしたけど、
トップギアからローギアには動くけど、
ローギアからトップギアへのギアのセッティングがうまくいかない、
※ディレーラーのスプリングテンションが縮む動きの時です。
この症状の時はインナーワイヤーやアウターワイヤーを確認してみてください!