見えないところもしっかりね! センタースタンドを緩みにくくする

細かな作業はブログを出してない、
サクって作業も終わるので書くほどでもないと思っていましたが、
サクって終わる作業の中に自転車屋の腕の見せ所や、
裏技が隠れてるもんなんですよねw
なのでちょっとしたことの作業をブログ書きます!!
 
本日はセンタースタンドの作業です。
本日修理でお越しのお客様、センタースタンドが動いてしまいクランクに当たってしまうとのこと

当たり前ですが、この状態で取り付けてありました。
間違いではありませんが、これでは必ず使っているうちに動きます。
動いた結果ネジも緩み、事故に繋がってしまうことも。

TASCYCLEではいちいちチェーンステーに合わせてグラインダーで削ります。
こうすると左右に動くこともなく、ネジが緩みにくくもなります。

取り付けをして

これで緩みこともありません。
私は約8年前からこのやり方をしているのですが、トラブルはありません。
ただし、たまにネジの増し締めは必須ですよ!
ネジは緩みますのでw
スタンドの取り付けは終わりですが、
実はもっと問題がこの自転車にはありまして、
それがこれです。

スタンドにフロントのシフトワイヤーが当たってるではありませんか!!!

このままでは変速にもよくないし、シフトワイヤーが切れてしまう恐れもあります。
なのでついでに少し加工を追加!

ヤスリで溝を作り

ライナーを通して摩擦を減らします。

これで安心です。
本日の作業でした!!