セルフディスカバリーアドベンチャー王滝 春 その1 

遅くなってしまいましたが、5月21・22日に行われた
「セルフディスカバリーアドベンチャー王滝100km」出場して参りました!
私FKDは3回目の出場で、今回はタイムを狙うと意気込んで出場でしたが・・・
と、結果は後ほどでw
 
これより「セルフディスカバリーアドベンチャー王滝100km 挑戦への道」というテーマで
今回参加したまとめと、これからチャレンジしたいという方へ参考になればと思います。
秋の王滝もありますので是非参加してみましょう!
 
まずはレース内容ですが、出ているのはCROSS MOUNTAIN BIKE100kmになります。
コースの詳細はこちらを確認下さい。秋は逆回りになります。
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王滝を走りたいという方、これが出来ないと王滝は参加は出来ないというポイントが何点かあります。
そのポイントについてまずは書いていきます。
 
1.自転車の修理スキル
・チューブ交換・パンク修理・タイヤ修理
・チェーン交換(切れた場合につなぐ)など
コースはガレ場を走ることが多く下りでパンクをしやすいコースです。
また、とがった石が多く、タイヤのサイドが破ける「サイドカット」もあります。
これ以外では、チェーン管理不足、オイル不足で起こるチェーン切れや、
振動によるネジの緩みなどが起こります。
ハンドルやステムは勿論ですが、カセットギア、ディスクローター・ドリンクホルダーなどしっかり点検しましょう。
過酷なコースを走りますので、レース前の整備はちゃんと行い、整備後に不具合が無いか実走してみましょう。
整備に関しましても、王滝参加経験のあるショップさんがオススメです。
走行不可のメカトラになってリタイアしまうのが一番もったいないので、しっかり整備しましょう!
 
2.次に必要なのはスキルと体力です。
・走りきる体力・脚力
・とっさの判断で体が動くスキル
走行距離100kmで標高差2500mを登るので、かなりの体力を使います。
100kmも山の中では振動やきつい登りなど、距離も長く感じると思います。
100kmを走り終わるまで、個人差はありますが消費カロリーで3000cal~5000calを使います。
普段トレイルを走られてる方は、登り下り25km~30kmを通しで走れる練習をした方が良いですね。
スキルについては、転倒事故の多い下りで発揮する事が多いと思ってます。
惰性で走っていても、下りではスピードはかなり出ます。
早い方は60km以上出す方もいます。もちろんしっかりとブレーキをかけ、
安全にゆっくり下れば、走ることは出来ますが、窪みや大き目な石などが目の前に現れるので、
判断を誤れば前転などしてしまい怪我をすることもあり、瞬時の判断が必要になります。
加重入れ・抜きをやフロントアップなどをしっかり身に付けることをお勧めします。
 
3.走るために必要な装備
・車体によるトラブルに対応できる工具
・すぐに食べれる補給食と飲み物
1でお伝えしたように自転車の故障トラブルに合う方もいます。
多くの方はパンクです。パンク修理もしっかりできる環境ではないので、チューブ交換で対応します。
必要な持ち物はこちら
・チューブ
・タイヤレバー
・パンク修理キット&タイヤ修理キット
・CO2ボンベ
・ポンプ
・ミッシングリンク
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チューブは使う前に穴が無いか、新品のチューブでも念のため、水に入れて穴が無いかチェックしましょう!
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チェックが終わったら、しっかりと空気を抜いて丸めます
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丸めた後にラップを使って丁寧に包みます。チューブの保護と携帯性を良くするためです。
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こんだけ大きさも変わりますし、他の工具と干渉したとしても傷もつきにくいです。
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万が一のチェーン切れに対応が出来るようにチェーンをつなげる、ミッシングリンク、
アンプルピンでつなげていても切れたか所をカットして、こちらに入れ替えます。
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工具などの一覧がこちらです!パンク修理キットを入れるの忘れたので、別途画像w
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上の左がパンク修理キット 右がタイヤ修理キットです。
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携帯工具はチェーンカッターがマルチツールにして下さい。
チューブは2本以上を持っていくことをお勧めします。「二度あることは三度ある」ってことも!
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しっかりと振動で工具などが遊ばないようにパッキングします、ここでいい加減なパッキングをすると、
チューブはもちろん、中の物がボロボロになりますので注意です!
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しっかりと密閉してコンパクトにします。
続いては補給食ですね!
 
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初めての方は少し多めに持っていくことをお勧めします、荷物になりますが、
ハンガーノックになって走れなくなってしまう事を避けるために!
私はこの量を持っていきましたが約半分くらいしか食べませんでした。
固形物は噛むのに疲れてしまうので、ジェルなどのサラッと補給出来るものもおすすめですが、
私はしっかり食べたい時ようにCLIF BARを1つ持っていきますw
井村屋のスポーツようかんは噛まなくてもいいし、パッケージがべた付かなくメチャクチャおすすめです。
しっかりとパッキングをして、いつでも食べれるところに!
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その1
最後はドリンクです。
ボトルは勿論2本、上の画像には取り付けてませんが、本番では大きいボトルを2本
パワー系のドリンクを持っていく方もいますが、ドリンクが濃いと逆に喉が渇くので注意です。
市販のスポーツドリンクは避けましょう!そのまま飲むと唾液の分泌で更に喉が渇き、呼吸もしにくくなり、だるくなります。
私は1本が水、もう1本がクエン酸入りドリンクをかなり薄めにしてます。
途中のエイドステーションで水は入れられるので、安心して下さい。
ボトル番外編
ボトルゲージが古かったりすると、ガレ場のガタガタでボトルゲージは壊れたり、ネジがゆるんだりします。
レースを走っていても結構ボトルが落ちていることがあります。
命の水ですので、しっかりとしたボトルゲージ、ボルトの増し締めをしましょう!
 
次にリュックに入る水のタンクでハイドレーションというものがあります。下記を参考に!
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背中に荷物を背負って走る方はハイドレーションがオススメです。
走りながら飲めるし、携帯工具などもしっかり収納の出来るし、万が一の転倒で脊髄を守ることも出来ます。
しかしながら荷物を背負うと人間に負担が来ることも事実です。
私も両方試しましたが、ハイドレーションは最高に楽ですし、ボトルだと飲み口が泥だらけになるので、
ボトルで飲むときには少し口に砂利が入る!ハイドレーションなら泥がつきにくいです。
個人的にですが、自転車に荷物を付けた方がやはり楽です。
ただ、水分補給を考えるとハイドレーションがいいですね!
 
以上、大滝100kmその1!
その1でここを詳しく知りたい方はFKDまで~
その2は「会場入りです」お楽しみに!