四月に入り、新生活で忙しない今日この頃。。。
環境が変わるのは楽しいことでもあり、大変なことでもあり。。。
それは自転車においても同じこと。
新たな規格の登場で格段に向上する一方で、互換性の問題や無くなってしまう規格もあり、頭を悩ませることも多いのです。。。
最近ではやはりMTBの650B化でしょう。
現在26インチのMTBは急激な勢いで減少し、部品の供給も少なくなってきています。
しかし、多くのモデルが650Bに変容していく中、その影響を全く感じさせないのがこちら。
Surly Troll Steve’s-Pants
現在もTrollは26インチ設計のフレームなのですが、元々26×2.7インチのタイヤクリアランスがあるため、650Bでも当たり前のように組めてしまうのです。
こんな感じに。
そしてTrollの特徴といえばその拡張性。
100mmトラベルのサスペンションを付けてトレイルを走ることも出来れば、トレーラーを牽引することも出来るし、シングルスピードにだって出来てしまう。
ダボも豊富に付いているので、キャリアやフェンダーはモチロン。キャンプツーリングなんかにも最適なフレーム。
今回はそんなTrollの良いとこ取り。Alfine/650Bのコミューター仕様で組ませていただきました。
まずはおなじみChris King。もはや説明は不要でしょう。
Chris King Pewter Sotto Voce
そしてオーナー様のセンスが光るハンドル周り。
ハンドルはブルーラグ別注のNITTO B814 3-Piece Bar。バーテープもきっちりサドルと合わせてBrooks。
そう、そしてこのブレーキレバー。。。
今は生産終了となってしまったPaulのリバースレバー。3-Piece Barにリバースレバーの組み合わせは好き者にはたまらない組み合わせでしょうw
TASにあった最後の一つをお買い上げ頂きました。残念ながらもう手に入りません。。。
今回Alfineということで当然ホイールは手組です。フロントハブはDEORE。リムはVelocity CliffHanger。
そしてタイヤはBruce Gordon Rock’n Road。650×43Bで街乗りから抜け道のダートまで幅広くこなせるブロックパターン。まさにTrollのようなマルチユースバイクにピッタリ。
最後にクランクはSugino XDシリーズ。ドシンプルさがAlfineにマッチしてますね。ペダルもクランクブラザーズ50/50で非常にキレイにまとまっています。
Surlyの中だとファットバイクやシクロクロスに注目が集まりがちでしたが、650Bの登場によってTrollや1×1がひときわ新鮮に見える今日この頃。
ちょうど気温も上がってきたところだし、こんな緩めの自転車でのんびりピクニックにでも行きたいところですね。
緩めのカスタム相談もTASにお任せ下さいませ!!